医院名:青木中央クリニック 住所:埼玉県川口市柳崎3丁目7-24 電話番号:048-260-1211

肛門外科・泌尿器科

肛門外科

痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔ろう(穴痔)をはじめ、排便時の痛みや出血、痔核の脱出、しこり、肛門周辺の痛みやかゆみなど肛門に現れる症状を総合的に診療しています。肛門外科という名称ですが、手術が必要ない場合には保存的療法もしっかり行っていますので、肛門に何か症状がありましたらご相談ください。
肛門周辺には血管が多く、肛門自体も高い機能や鋭敏な感覚を持ったデリケートな部分です。そのため何か症状があると生活の質を大きく低下させてしまいます。お悩みを相談しにくいため悪化させてしまうケースが多いのですが、当院は内科や整形外科、脳神経外科など幅広い診療科があるためお気軽にいらしていただけます。また、受付などでも症状や病気についてお聞きすることもなく、診療でもお気持ちに負担をかけない配慮を行うなど、プライバシーを重視した診療を行っておりますので安心していらしてください。

代表的な肛門疾患

いぼ痔

いぼ痔(痔核)は、肛門を閉じるクッションの役割を果たしている血管に富んだ組織がうっ血してふくらんだものです。痔の中では痔核が最も多くなっており、内痔核と外痔核の2種類があります。肛門と直腸の間には歯状線という部分がありますが、その歯状線を境に肛門部分にできるものが外痔核、直腸部分にできるものが外痔核で、症状が異なります。

内痔核

内痔核歯状線の内側にふくらみができますが痛みなどの症状が起こりにくいため、痔核の脱出や排便時の出血が起こるまで自覚されないことがよくあります。原因には、排便時の習慣化した強いいきみ、肛門に負担がかかる姿勢を続ける、妊娠や出産などがあります。
代表的な症状には、排便時の痔核脱出があります。最初のうちは脱出した自覚が自然に中に戻りますが、進行すると指で押し込まないと戻らなくなり、やがて押し込んでも戻せなくなってしまいます。また、排便時に便が痔核にこすれて出血を起こすことがあり、かなり大量の出血を起こすこともあります。

外痔核

外痔核肛門に痔核ができますが、肛門は皮膚なので知覚神経があるため痛みの症状を起こすことが多く、出血を起こすことはほとんどありません。原因には、便秘や下痢があり、アルコールや刺激物の過剰摂取、立ちっぱなしや座りっぱなしなど肛門血流の悪化、冷え、ストレスなどがあります。

切れ痔

切れ痔肛門の皮膚が裂ける、あるいは切れた状態で、便秘で硬い便を無理に出そうとしたり、慢性的な下痢による炎症にともなって起こります。特に慢性的な便秘は切れ痔リスクが高く、切れ痔の痛みで排便を無意識に避けて悪化させる悪循環が起こりやすいため注意が必要です。主な症状は排便時の強い痛みですが、しばらくすると治まります。出血は拭いた紙に付着する程度がほとんどです。切れ痔の原因になっている便秘や下痢を改善しないといったん治っても繰り返し再発し、深い裂傷や炎症、潰瘍、ポリープなどによって肛門が狭窄し、排便が困難になってしまいます。

痔ろう

痔ろう痔ろうは肛門周囲膿瘍によって肛門内外をつなぐ細い管状のトンネルができてしまった状態です。肛門と直腸の境目にある歯状線には、小さなくぼみがあってそこに肛門腺があります。激しい下痢などでそのくぼみが細菌感染して炎症を起こし、化膿して膿がたまっている状態が肛門周囲膿瘍です。炎症を繰り返すうちにたまった膿が出口を求めて組織の中を進んでいき、皮膚を破って膿が排出されます。その時に膿が進んだ細長いトンネル状の穴ができますが、これが痔ろうです。歯状線は通常であれば細菌感染を起こしませんが、下痢を繰り返したり、免疫力が低下することで感染を起こしやすくなります。
肛門周囲膿瘍の状態では膿がたまっているため痛みや腫れ、発熱、かゆみなどを起こしますが、膿が排出された痔ろうになった時点で痛みなどの症状はなくなります。ただし、痔ろうを放置しているとトンネル状の管が複雑化して肛門を閉じる機能に障害を与える場合がありますし、がん化することもまれにあります。いぼ痔や切れ痔と違い、痔ろうは保存療法では治すことができず手術が必要になります。

泌尿器科

尿が作られて排出される腎臓、尿管、膀胱、尿道に現れる症状を診断・治療する診療科で、男性に関しては精巣・前立腺・外性器といった生殖器も対象に含まれます。
代表的な症状には、排尿時の痛み、尿失禁、血尿、排尿困難など尿に関するお悩みがあります。病気では、女性に多い膀胱炎、男性の前立腺肥大や前立腺がん、尿路結石、子どもの夜尿症、勃起不全(ED)、そして性病なども診療分野に含まれます。

代表的な泌尿器疾患

前立腺肥大症

男性の膀胱の下には前立腺があります。前立腺肥大症は、前立腺が肥大して尿道を圧迫し、排尿しにくくなるなど排尿障害を起こす病気です。残尿感がある、尿がなかなか出ない、頻尿、夜間に何度もトイレに起きるなどが主な初期症状です。高齢の男性に多く、症状が進むと排尿困難や合併症を起こす可能性もありますので、症状が軽い段階でも定期的な受診による経過観察が重要です。

前立腺肥大症の治療

主に、薬の服用と経過観察を行います。使用する薬物には、排尿障害を改善するために交感神経へ作用するもの、前立腺を肥大させる男性ホルモンの働きを弱めるものがあり、漢方治療を併用して高い効果を期待できるケースもあります。
こうした治療で症状が改善しない場合には、レーザー治療や内視鏡を使った侵襲の少ない手術などを行います。

膀胱炎

膀胱炎膀胱炎は皮膚や粘膜に常在する細菌が尿道から膀胱に入り、膀胱粘膜に感染して炎症を起こしている状態です。発症のきっかけには排尿の我慢や免疫力低下、冷えなどがあり、尿道の短い女性に多い病気です。代表的な症状には排尿の最後に鋭い痛みが起こる排尿痛があり、血尿などを起こすこともあります。

膀胱炎の治療

初期で炎症が軽い場合には、水分を多く摂取して排尿の回数を増やすだけで自然に治ることもあります。強い炎症が起こっていても抗生物質で痛みなどの症状が比較的早く治まります。ただし、再発することが多いため、症状がなくなってからも水分の摂取量を増やし、尿意があったらすぐにトイレに行くようにして、清潔を保つことが重要です。また、シャワートイレの使用によって感染しやすくなるケースがあるため、注意が必要です。

腹圧性尿失禁

腹圧性尿失禁腹圧がかかった時に尿が漏れてしまう状態で、咳やくしゃみ、重い荷物を持ち上げた瞬間などに起こります。尿道周辺の筋力が低下して尿道の固定が悪くなっていることによって起こり、原因には加齢や出産などがあります。中年以降の女性のうち8人に1人が腹圧性尿失禁に悩んでいると報告されており、「歳だから」とあきらめてしまう方が多いのですが、適切な治療を受けることで改善できる病気です。

腹圧性尿失禁の治療

主に尿道の収縮を強化する薬を服用しますが、骨盤底筋を鍛える運動療法だけで改善するケースもあります。骨盤底筋は、膀胱や子宮が落ちないように支えている骨盤の底にある筋肉です。膀胱の下がり方が大きく、薬では改善できない場合には手術を検討します。

尿路結石

尿路は、尿が作られて排出するまでの腎臓、尿管、膀胱、尿道のことで、結石がどの場所にあるかによって、腎臓結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石に分けられます。結石はシュウ酸カルシウムなどを主成分としてほとんどが腎臓で作られ、尿に流されながら徐々に移動していきます。腎臓と膀胱を結ぶ尿管には狭い部分があるため、ここに結石が詰まると激しい痛みを起こします。
尿路結石は再発するケースがとても多いため、食事内容や水分摂取などを含めた生活習慣改善が有効です。

尿路結石症の治療

結石の大きさや症状によって治療法は異なります。一般的に結石のサイズが5ミリ以下であれば、水分を多くとって自然に排出されるのを待ちます。痛みがある場合には、痛みを緩和させる薬を服用します。
結石のサイズが大きい場合には自然排出が望めないため、体外衝撃波結石破砕術で衝撃波を当てて結石を粉砕する治療や、経尿道的尿管結石破砕術で内視鏡とレーザーや緒音波を使って結石を砕いて取り出す治療などを行います。

性病(STD)

一般的には性病と呼ばれていますが、正式名称はSTD(Sexually Transmitted Disease:性行為感染症)です。クラミジア感染症、淋病、梅毒、性器ヘルペスなど、性行為によって感染する疾患です。男女で現れる症状の程度が異なることがよくあるため感染に気付かないことも多く、パートナーが感染した場合も自分は感染していないと誤解して悪化させたり、感染を広げてしまうケースが多くなっています。STDはまったく症状がないまま不妊や母子感染の原因になる可能性もありますので、感染していたらパートナーの治療も不可欠です。疑わしい症状があったらパートナーと一緒に検査を受けるようにしてください。

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